個人事業税の支払いは年2回(8月、11月)。2回目の11月納付を忘れないようにしましょう。
個人事業税の納付
フリーランスや個人事業主は、所得税や住民税のほかに個人事業税も払います。
その個人事業税。
所得(青色申告特別控除額の控除前)から290万円を引き算した金額がプラスなら、業種ごとの税率(5%が一般的)を掛け算して計算します。
引き算した結果がマイナスならゼロですし、年の途中に開業した場合は、290万円を月割りします(7月開業なら、290万円×6/12ヶ月)。
その支払いは年2回(8月と11月)です。
11月の支払い。なぜ忘れやすい?
この個人事業税。忘れがちな税金の1つです。
とくに11月は。
なぜ11月分を忘れやすいのか。
その理由は、納付書が届く時期。
個人事業税の納付書は、1回目の支払いがある8月、その上旬に届きますが、その納付書に2回目の11月支払分も一緒に同封されているわけです。
自治体によって違いがあるのかもしれませんが、北海道の場合はそうなっています。
8月に一括で支払ってもいいのかもしれませんが、資金繰りを考えて分割で払う方も多くいらっしゃるでしょう。
というわけで、11月に忘れずに支払っておきましょう。
クレジットカードや口座振替で忘れずに払おう
その11月の支払を忘れないためにどうするか。
たとえば、8月に納付書が届く、支払うといったタイミングでGoogleカレンダーにタスク登録しておく、リマインダーをセットしておくという方法もあるでしょう。
わたしはリマインダーは使わないのでGoogleカレンダーにタスクで登録しています。
そして、11月末までに支払ってしまいましょう。
クレジットカードならネット上でも支払えます。
とはいえ、じぶんから支払う行動が必要なので、忘れるかもしれませんし、手間はかかります。
ということで、わたしは口座振替で支払っています。
北海道 口座振替納税
口座振替であれば、忘れていたとしても支払忘れにはなりませんのでおすすめです(口座の残高には気をつけなければいけませんが)。